論文

査読有り 筆頭著者
2003年

若者の性行動とセーファー・セックスに関するセルフ・エフィカシー(自己効力感)測定尺度の作成

日本性感染症学会誌
  • 野々山未希子
  • ,
  • 白井千香
  • ,
  • 石川陽子
  • ,
  • 早乙女智子
  • ,
  • 剣陽子
  • ,
  • 野田洋子
  • ,
  • 堀口雅子

14
1
開始ページ
52
終了ページ
59
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(一社)日本性感染症学会

若者において性に関する知識・認識と性行動およびリスク回避行動との関連をみること,及び,STD予防行動の実行に関わるセルフ・エフィカシーを測定する尺度の作成を行なうことを目的に研究を行った.コンドーム使用に対するセルフ・エフィカシー(コンドーム自己効力感)測定日本語版尺度の作成し,これを含む自記式質問紙調査を25都府県在住の15〜24歳の男女619名に行った.その結果,セックス経験者では,「特定のパートナーがいる」54.7%,「パートナー以外とのセックス経験なし」58.7%であり,「性感染症に気を付けている」は68.8%であった.セックス未経験者の65.8%がセックスへの興味を示した.また,経験者では,未婚の男女のセックスについての許容度は高く,性感染症の知識を学校で得たのが75.0%と最も多かったが,メディアも39.8%みられた.コンドーム自己効力感は平均57.39で,セックス経験者の方が高い傾向にあったが有意差はなかった.自尊症状(SE)及び一般性自己効力感(GSES)総合得点はセックス経験者の方が未経験者に比べて有意に高かった

リンク情報
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200902231833772736
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/10016175725
Jamas Url
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&doc_id=20030709090005&url=http%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F10016175725&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
ID情報
  • ISSN : 0917-0324
  • 医中誌Web ID : 2003310843
  • J-Global ID : 200902231833772736
  • CiNii Articles ID : 10016175725
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000001067936

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