メンテナンス実施のお知らせ

いつもresearchmapをご利用いただきありがとうございます。
以下日時にて、システムメンテナンスを実施いたします。

 日時:2021年12月15日(水) 10:00~18:00(予定)
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   ※実施予定の内容は更新履歴をご覧ください。

室温で単一スキルミオンの電流駆動に成功
10:08

~スキルミオンの電子デバイスへの応用に期待~  理化学研究所(理研) 創発物性科学研究センター 電子状態マイクロスコピー研究チームのPeng Licong 基礎科学特別研究員、于 秀珍 チームリーダー、強相関物質研究グループの軽部 皓介 研究員、田口 康二郎 グループディレクター、永長 直人 副センター長(理研 創発物性科学研究センター 強相関理論研究グループ グループディレクター、東京大学 大学院工学系研究科 教授)、十倉 好紀 センター長(理研 創発物性科学研究センター 強相関物性研究グループ グループディレクター、東京大学 卓越教授/東京大学 国際高等研究所 東京カレッジ)らの研究グループは、室温で単一の「スキルミオン」を電流によって駆動することに成功し、その動的な振る舞いを観察しました。  本研究成果は、スキルミオンを用いた電子デバイスへの応用研究に寄与するものと期待できます...

消毒薬のウイルスに対する残留消毒効果の評価
11/29

~ヒト皮膚上のウイルスの生存時間を大幅に短縮させる方法を構築~ <ポイント> 手指衛生に使用される消毒薬を手に塗布して乾燥した後も消毒効果が残存する(残留消毒効果がある)か、正確に評価できるモデルを構築し、手指衛生に使用される消毒薬の残留消毒効果を評価した。 エタノールやイソプロパノールなどのアルコール系消毒薬には残留消毒効果がほとんど認められなかった。一方でグルコン酸クロルヘキシジン・塩化ベンザルコニウムなどの消毒薬には残留消毒効果が認められた。 比較的高濃度である0.2パーセント塩化ベンザルコニウムは特に強い残留消毒効果を示し、新型コロナウイルス、ヒトコロナウイルス、インフルエンザウイルスの生存時間を、それぞれ665分から5分(1パーセント未満)、1285分から12分(1パーセント未満)、121分から4分(3パーセント)に短縮し、この強い残留消毒効果は皮膚に塗布した後、長時間(4...

脳は記憶を力で刻む
11/25

~シナプスの力と圧感覚による新しい伝達様式の発見~ <ポイント> 長期記憶が形成される際、大脳のシナプスにおいて樹状突起スパインが増大することが知られていたが、このスパインの動きが、筋肉収縮と同程度の力でシナプス前部を押すことにより、伝達物質放出を増強する効果(圧感覚)を持つことを見いだした。 シナプスにおける情報伝達様式として、化学物質の放出により信号を伝える化学伝達と、電気が通る電気伝達の2種類の様式が知られてきた。今回、スパイン増大と圧感覚を介した力学的伝達という新しい第3の様式を発見した。 われわれが頭を使っている時、シナプスの前部と後部は力を介した相互作用をして、短期・長期記憶を形成していく。今回解明された力学伝達は脳を理解する新たな鍵となる。  大脳の興奮性シナプスの後部である樹状突起スパインは学習時に頭部体積を拡張する増大運動をして、自身の機能(グルタミン酸感受性)を増...

鉄シリコン化合物における新しいトポロジカル表面状態
11/18

~ありふれた元素を用いたスピントロニクス機能の実現~ <ポイント> 地球上に豊富に存在する鉄(Fe)とシリコン(Si)から成る化合物FeSiにおいて強いスピン軌道相互作用を示す表面状態が現れることを発見し、その表面状態を用いてスピントロニクス機能を実現しました。 FeSiの表面状態の特徴が結晶内部の電子状態のトポロジーに由来していて、現代の電気分極理論で用いられる幾何学的位相の概念に関連していることを解明しました。 従来あまり注目されてこなかったありふれた元素の化合物に潜むトポロジカル物性・スピントロニクス機能の開拓指針となり、情報化社会の持続的発展を支える物質基盤の確立につながる可能性があります。  電子の持つ電気的な性質(電荷)と磁気的な性質(スピン)を同時に利用することによって磁石の状態を電気的に操作する技術は、現代のエレクトロニクスを大きく発展させる要素として注目されています...

細胞外で複製し進化する人工ゲノムDNAを開発
11/16

~自律的に増殖し進化する人工細胞の構築に期待~ <ポイント> 生物はゲノムDNAに書かれている情報を使ってDNAを複製し進化することができるが、この能力を持つ人工物はいまだ作られていない。 本研究では、人工ゲノムDNAと無細胞転写翻訳系を用いることで、細胞外で遺伝子を発現させながら複製するDNAを世界で初めて進化させることに成功した。 この人工ゲノムDNAに遺伝子を追加することにより、将来的には自律的に増殖可能な人工細胞の構築が可能となり、効率的な有用物質生産に貢献すると期待される。  JST 戦略的創造研究推進事業において、東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻・附属先進科学研究機構/生物普遍性連携研究機構の市橋 伯一 教授らは、核酸やたんぱく質といった無生物材料のみを用いて、生物の特徴であるDNAからの遺伝子発現と持続的な複製による進化を細胞外で行うことに世界で初めて成功し...