ピロリ菌が胃に感染し続ける仕組みを解明 大阪大など
04/16
胃がんの大半の原因であるピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)が、胃の中で感染を続ける仕組みを解明した、と大阪大学などの研究グループが発表した。RNA(リボ核酸)の一種の産生が減ることで、発がん因子などの発現が増えていた。 […]
既存薬からコロナ治療薬を探す研究が盛ん 京大・長崎大がiPS細胞を利用、九大は抗うつ剤の効果発見
04/15
65歳以上の高齢者を対象に新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった。感染の収束が一向に見通せない状況でワクチン普及への期待は大きい。一方、新たな治療薬の登場も待たれており、既存薬から治療効果がある薬を探す研究が盛んだ […]
「かにパルサー」の劇的増光、エックス線でも捉えた 予想をはるかに上回るエネルギー放出
04/14
おうし座の、地球から6500光年離れた有名な天体「かに星雲」の中心で高速回転する星「かにパルサー」は、周期的に明るくなる「パルス」をさまざまな光で出している。パルスのうち特に劇的なものが、電波だけでなくエックス線でも起 […]
高齢者へのワクチン接種開始、一般国民には初めて 普及と感染拡大阻止の両立が課題
04/12
65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種が12日、全国で始まった。医療従事者に続く接種で一般国民への接種は初めて。前例のない大規模集団接種が本格化する。政府は同日、「まん延防止等重点措置」適用の対 […]
老化による幹細胞のがん化機構、ショウジョウバエで解明 理研など
04/09
老化に伴って腸の幹細胞が過剰に増殖し、がん化する分子レベルの仕組みをショウジョウバエで解明した、と理化学研究所などの研究グループが発表した。幹細胞のがん化は哺乳類でもみられ、ヒトの老化に伴うがん発生機構の解明にも役立つ […]
《追悼》未来の世代に「やり続ける大切さ」伝えた生涯研究者 LED開発でノーベル物理学賞を受賞した赤﨑勇さん逝去
04/08
青色発光ダイオード(LED)の開発に世界で初めて成功し、2014年に当時85歳でノーベル物理学賞を受賞した名城大学終身教授・特別栄誉教授の赤﨑勇さんが4月1日、肺炎のため名古屋市内の病院で亡くなった。92歳だった。 […]
謎の最強天体「ペバトロン」銀河系内に存在 日中が決定的証拠つかむ
04/07
宇宙線を極めて高いエネルギー状態にまで加速する謎の天体「ペバトロン(PeVatron)」が銀河系内に存在する決定的証拠を発見した、と東京大学、中国科学院などの日中共同研究グループが発表した。天の川の方角に多数、史上最高 […]
緒方洪庵が残した「開かずの薬瓶」、ミュー粒子で中身を特定 阪大など
04/06
江戸時代末期の医師、蘭学者の緒方洪庵(1810~1863年)が使ったガラスの薬瓶の中身を、瓶を開けずに突き止めた、と大阪大学などの研究グループが発表した。大強度陽子加速器施設「J-PARC(ジェーパーク)」(茨城県東海 […]
汚染物質の鉛がスギ花粉症を悪化 名大・福井大の研究で判明
04/05
スギ花粉症がひどい人の鼻の中は大気汚染物質の鉛の濃度が高く、くしゃみなどの症状を悪化させている可能性がある、と名古屋大学と福井大学の共同研究グループが発表した。予防や症状を軽減する薬の開発につなげたいという。 研究グ […]
2018年アラスカ湾地震、想像超えた複雑さを解明 筑波大など
04/02
2018年にアラスカ湾で発生した巨大クラスの地震では、海底下で複雑な破壊が起こったとされながらその過程が解明できず、地震学者らが注目してきた。この地震のデータを基に、断層のすべりが断続的に加減速したことを独自手法で解明 […]