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(2010 年 4 月 30 日「研究ブログ」に設置)

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2019/10/17

学生による授業評価

Tweet ThisSend to Facebook | by Takebe
数学学部長から突然「申し訳ないが、複素関数論の演習セミナーの担当を外れてもらうことになった」というメールが来ました。授業負担一つ減るんだからあまり「申し訳ない」事も無いと思うのですが、何故にわざわざ学部長先生から?こういう授業の増減の話は、普通は教務担当の先生から連絡があるのですが、その先生メール・アドレスは cc の方に入っている。

学部長先生のメールの先を読むと「去年の学生の授業評価で、この授業の評価が悪かった。学長命令で評価(の平均)が「3」(5段階)未満の教員は、その授業の担当をしてはいけない」。

えぇぇ、関数論の授業は好きだし結構自信があったのに。(;_;) あ、でもそう言えばそもそもあの演習セミナー、最初からほとんど出席者がいなかったんだけど。空っぽの教室で80分を過ごした事も度々。なぜか、関数論はここでは人気が無く、講義も演習も閑古鳥が鳴く状態。(どちらも出席は取りません。尚、講義は別の先生が担当。)なんで「評価」が付けられるんだ?

と思ったら、一つ思い出しました。一度、一人だけ来た学生が、簡単な事の証明を「そんなの当たり前」と嫌がり(出来る学生はよくこう言う)、それでも無理やりやらせたら基本的な定義が分かっていないことが判明。そこで更に遡って質問したら完全にやる気を無くした風だったので、つい怒鳴ってしまった。彼はすぐに逃げ出してしまいました。当然こっぴどい評価をするだろうな。

という話を学部長にしたら「だが、この評価は十人以上の平均値。回答が十人未満の場合は使わない」。更に謎が深まった。授業に出てきていた「のべ人数」にしても十人に届いていないはずなんだけど…。分からん。そして哀しい。

もっと詳しく結果を知りたい、と学部長に質問したら、大学サイトの個人専用ページで見られる、とのこと。はて、そんなのあったっけ?と自分のページに入ってよく見ると、隅っこに「教員のレイティング」というリンクが置いてあり、そこにありました。

講義に対しては、
  • あなたの将来のキャリアのための有用性、
  • 視野を広げたり、多方面へ発展させるための有用性、
  • 得られた知識の新しさ、
  • コースの難易度、
演習系の授業に対しては、
  • 学生に要求されていること、提示されていることの明確さ、
  • 教材の説明の明確さと一貫性、
  • 教室以外での教員とのコンタクト、
  • 授業や学問上の質問を教室外で出来る可能性
を5段階評価し、その回答数、平均、標準偏差と該当クラス名が表示されています。回答数がほぼ全学年の人数になっているのもあり、私はそういう授業はやっていないので、これはまあ参考値という扱いでしょうか。で、確かに複素関数論の演習授業の評価は「3」を割り込んでいて、人数も十人ほどいます。

更に評価には文章での批評も入れられるらしく、それも読めるようになっていました。かなりこたえたのは、私に対する批評にはほとんどに「言語バリア」という言葉が出てくること。「言っていることが分からない」、「もっと英語の出来るクラスの担当にしろ」等。そんなに多くの批評があるわけではありませんし(そりゃ、学生さんにしてみれば十人、二十人という数の教員全員に批評を書くのは面倒でしょう)、悪い評価は書くけれど良い評価は書かない、という傾向はあるでしょう。でも、「ウケが良かった」と思っていた授業にもそういう評価があり、ガッカリです。

辛い…。orz

すみません、愚痴でした。本当は、こういう批判に対して「ではどうする、どう直す」と考えなくてはならないのでしょうが、まだそれが出来るほど立ち直っていません。
04:16 | Impressed! | Voted(3) | Comment(0) | 教育