あたかも「3本の矢」、遺伝子変異が重なりイネの栽培が可能に 神戸大など解明
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野生イネに3つの遺伝子変異がそろって起きると種子(米)が落ちにくくなり、そのおかげで米を収穫するための栽培化が可能になった、と神戸大学などの国際共同研究グループが発表した。日本のほかアジアの多くの国でも主食になっている […]
科学と連携し「問題の社会化」を意図的に起こす― 工藤啓さん《人社連続インタビュー》
06/29
自然科学と人文・社会科学の知の融合(=総合知)による社会課題解決や新たな社会設計への期待を受けた、人文・社会科学系有識者への連続インタビュー企画。 4回目は、ニート・ひきこもりの若者やその家族などへの支援を行う「認定 […]
女将の脳活動、相手の表情に敏速反応 「おもてなし」に科学で迫る
06/28
接客に長けた旅館の女将(おかみ)は、脳活動が一般の人と異なり、相手の特に怒った表情に敏速に反応することが、脳波の分析などから分かった。生理学研究所(愛知県岡崎市)のグループが発表した。精神や文化などの観点で捉えられてき […]
広がるSTEAM教育 異分野融合型教育の新たな潮流
06/27
理数教育に芸術やリベラルアーツの発想を取り入れ、実社会で必要な総合力を育む「STEAM教育」。社会課題の解決や、新しい価値を創造する能力を引き出そうというこの理念は、教育の現場でどう生かされているのでしょうか。 再生時 […]
鮮やかな高山植物は虫のおかげで子孫を維持している 北大研究者が30年間の大雪山系調査で確認
06/24
種子植物が子孫を残すための受粉には「自家受粉」と「他家受粉」がある。鮮やかな高山植物の多くは他家受粉だけに頼り、虫に花粉を運んでもらって子孫を維持しているー。北海道大学の1人の研究者が大学院生と約30年間、美しい大雪山 […]
アザラシ、ひげで水流を捉えて魚を探す 極地研など解明
06/23
アザラシは暗い深海で餌の魚を探すため、動かせるタイプのひげを使い、魚が泳いでできる水流を感知していることが分かった。国立極地研究所などの国際研究グループが発表した。暗闇で餌を採るために重要な哺乳類のひげの役割が、初めて […]
雨水をもっと暮らしに活かそう【ローカルSDGs~身近な魅力を再発見~】
06/22
雨が多い日本だが、雨水と上手に付き合うことで、洪水防止や渇水対策など、さまざまな社会課題の解決に役立てることができる。それを研究によって実証するとともに啓発活動に努め「雨水を活用することが普通」の社会を目指しているのが […]
南極で海氷面積の最小記録を更新、極地研など観測 今後の予測は海中データに期待
06/21
南極の海氷面積は2月に観測史上最小の212.8万平方キロを記録した、と国立極地研究所などが発表した。これまでの最小記録、2017年3月の約215万平方キロをわずかながら更新した。海氷の増減は今後どうなるか、予測に欠かせ […]
THE MAKING (318)ミルクレープができるまで
06/17
原料や材料から身のまわりにある製品ができあがる姿を追う「THE MAKING(ザ・メイキング)」。第318回は、ミルクレープができるまで。 ミルクレープは、クレープと生クリームが何層にも重なってできています。生地を薄 […]
「ハーッ」呼気による個人認証、原理を実証 なりすまし許さぬ技術に期待
06/16
ネット犯罪やテロをはじめ、世の中のさまざまな危険から社会や組織、個人を守るため、暗証番号やパスワード、指紋、顔などを使って個人を認証する仕組みが整えられてきた。こうした中、新たに呼気で個人を認証する原理を実証した、と東 […]