機関担当者説明会動画公開のお知らせ

いつもresearchmapをご利用いただきまして、ありがとうございます。

 

researchmapでは、2021年8月6日に実施いたしました機関担当者説明会の動画を公開いたしました。

当日の資料とあわせて、ぜひご活用ください。

詳しくは、こちらをご覧ください。

単一強磁性体素子で3次元磁場検出を実現~3次元磁気センサーの小型化に向けた新たな設計指針を提示~
10/04

<ポイント> 強磁性体Fe-Snナノ結晶の薄膜は、外部磁場に依存して巨大な異常ホール効果と磁気抵抗効果を示すことから、磁気センサーの基盤材料として有望です。 異常ホール効果、一方向性磁気抵抗効果および異方性磁気抵抗効果を組み合わせることで、平面型単一素子による3次元磁場ベクトルの検出を実証しました。 磁気センサーの小型化に向けた素子開発への新たな設計指針となります。    磁場ベクトルの大きさと方向を同時に検出する3次元磁気センサーは、移動体の位置・速度・角度の検出を可能とします。スマート社会における自動化やロボットの社会実装の進展に伴い、磁気センサーの小型化の重要性がますます高まっています。  従来よく用いられる3次元の磁気センサーは、3方向の磁場ベクトルを検出するために3つの磁気センサーを各方向に配置しており、この構成では小型化や低消費電力化に対する制約がありました。  東北大学...

光合成を人為的に制御できるか 脂肪酸によって光合成活性が変化する仕組みを解明
09/29

<ポイント> 微細藻類や植物の光合成活性を阻害してしまう物質として、微細藻類自体が産生する脂肪酸に含まれる多価不飽和脂肪酸が知られており、今回、その阻害作用の分子メカニズムを解明した。 遊離した多価不飽和脂肪酸が、光合成の場であるチラコイド膜にある主要なリン脂質であるホスファチジルグリセロールに特異的に取り込まれることで、光合成装置を不安定化して失活させることを明らかにした。 本研究成果は、光合成微細藻類を用いたバイオディーゼルなどのバイオ燃料生産の増産に寄与することができる。また、脂肪酸は環境中で生物によって容易に分解される物質であるため、環境負荷の低い農薬や藻類防除薬として期待できる。  脂肪酸はバイオディーゼルの原料です。世界的に脱炭素社会を目指す機運から、アメリカ合衆国や日本を中心に光合成微細藻類を用いて脂肪酸生産を行う研究が盛んに行われています。しかし、微細藻類自体が産生す...

光を使って回路を操る
09/28

~フレキシブル有機電子回路の電気特性制御を実現~ <ポイント> 光による分子構造変化を利用した有機電子回路の電気特性制御に成功しました。 有機電子回路の電気特性制御には複雑な構造・材料選択が必要でしたが、本技術では同一の構造・材料に対して部分的に光照射を行うだけで電気特性制御を可能にしました。 フレキシブル電子回路のさらなる高性能化により、超軽量ウェアラブル・ヘルスケアデバイスなどへの応用が期待されます。  大阪大学 産業科学研究所の植村 隆文 特任准教授(常勤)(JST 創発的研究支援事業 創発研究者、産業技術総合研究所 特定フェロー 兼任)、大学院生の田口 剛輝さん(工学研究科 博士後期課程、産業技術総合研究所 リサーチアシスタント)、関谷 毅 教授らの研究チームは、オーストリアのJoanneum研究所のAndreas・Petritz(アンドレアス ペトリッツ) 博士、Barba...

細胞用電動ナノ注射器「電気浸透流ナノポンプ」を開発
09/10

  <ポイント> 導電性高分子と金属から成る複合ナノチューブシートを開発 このシートに電気をかけると物質輸送が3倍以上促進する電気浸透流ポンプ現象を発見 タンパク質(GFP)を導入効率84パーセント、細胞生存率98.5パーセントで細胞内に導入可能となり、再生医療や細胞治療に役立つ医療機器としての活用が期待できる  早稲田大学 大学院情報生産システム研究科の三宅 丈雄 教授らの研究グループと、理化学研究所 生命機能科学研究センターの木川 隆則 チームリーダーおよび美川 務 専任研究員らの研究グループは、導電性高分子で被覆された金属製ナノチューブシートを開発し、電気をかけることで電気浸透流が発生し、細胞膜を通過する物質の輸送速度を促進させることを発見しました。さらにこの電気浸透流現象を利用することで、安全かつ効率良く細胞内に物質を導入できることを確認しました。本導入技術は、物理的にナノチ...

長期孔内観測装置とDONETを活用した間隙水圧の超高感度解析手法を開発 ~南海トラフのゆっくり地震は黒潮蛇行の影響を受けている可能性~
08/27

1. 発表のポイント◆長期孔内観測装置の間隙水圧記録とDONETの海底水圧記録を活用することで、孔内の体積歪をナノスケールの精度で捉えることに成功した。◆これにより、2020年3月に発生したスロースリップイベントにより生じた体積歪の収縮蓄積過程を、断層から離れた南海トラフ近傍でも直接捉えることに成功した。◆またこの高感度データと最新版の海中天気予報を活用することで、黒潮蛇行がスロースリップイベントの領域拡大および終息に対して影響を及ぼしている可能性が示された。 2. 概要国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 松永 是、以下「JAMSTEC」という。)海域地震火山部門の有吉慶介グループリーダー代理らは、米国地質調査所・ワシントン大学のJoan Gomberg氏、国立研究開発法人防災科学技術研究所の地震津波火山ネットワークセンター 髙橋成実副センター長とともに、長期孔内観測装置(※1...