日向灘の最大級1662年、巨大地震だった可能性 京都大など断層モデル示す
14:38
日向灘で過去最大級とされる1662年の地震が、従来の推定のマグニチュード(M)7.6を上回るM7.9で、エネルギーが約2.8倍の巨大地震(M8級)だった可能性が高い、と京都大学などの研究グループが発表した。プレート(岩 […]
光を99.98%吸収、究極を超えた?「至高の」暗黒シート、産総研など開発
02/06
可視光を99.98%以上吸収しほとんど反射しない「至高の暗黒シート」を産業技術総合研究所と量子科学技術研究開発機構の研究グループが開発した。カシューナッツの殻から抽出したポリフェノール類の「カシューオイル」の樹脂を利用 […]
緊急地震速報に「長周期」予測を追加 高層ビル増加受け、気象庁が運用開始
02/03
気象庁は、大地震に伴って生じるゆっくりとした大きな揺れの「長周期地震動」の予測を緊急地震速報の発表基準に追加し、2月1日から新たな地震防災情報の運用を始めた。4段階ある同地震動の階級のうち、上から2番目の3以上が予測さ […]
並の磁気嵐でも油断大敵、太陽活動影響し衛星40基喪失 極地研など解明
02/02
昨年2月、ごくありふれた規模の磁気嵐で約40基もの人工衛星が落下したのは、太陽が電気を帯びた粒子を大量に放つ現象「コロナ質量放出」が連続したためだったことを、国立極地研究所などの研究グループが突き止めた。粒子の吹き出し […]
人々を感染症から守るために世界的な視野を モイ・メンリンさん【海を越えてきた研究者たち】
02/01
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の大流行で、私たちは感染症が世界共通の課題であり、対策を講じるには世界的な視野が必須であることに気づいた。そこで、特集「海を越えてきた研究者たち」第2回では、マレーシアの大学 […]
あれっ、ビルが!…傾く錯視、体の傾きと移動で起こる 東北大など解明
01/31
一般に目の錯覚と呼ばれる、錯視。図形や模様が歪んだり、動いたりして見え、自分の感覚がだまされるのが不思議で面白い。香港の有名なケーブルカーでは、周囲のビルが垂直に立たず傾いているように見える、独特の錯視が起こるという。 […]
「3日取らないと命の危険」水が体を出入りする量の計算式、初めて開発
01/27
水は、私たちの体に欠かせない。ごく当たり前のことだが、体を日々出入りする量は、これまで科学的に明らかにされてはいなかったそうだ。その量を推定する計算式を、医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBIOHN=ニビオン)などの国際 […]
情報収集衛星レーダー7号機打ち上げ成功 安全保障に貢献へ
01/26
政府の情報収集衛星レーダー7号機を搭載したH2Aロケット46号機が26日午前10時50分21秒、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。衛星を所定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。衛星は5、6号機に比べ能力を […]
悪玉脂質をつくる腸内細菌が肥満や高血糖を悪化 理研が仕組み解明、新たな治療に道
01/25
人間の腸の中には無数の「腸内細菌」がいる。種類や数ははっきりしないが、種類は500~1000、数は40兆とも100兆とも言われる。その総重量は推定で1~2キログラムにもなるという。この細菌は人間が合成できない多様な物質 […]
日本国際賞に光通信網大容量化、光感受タンパク質による神経研究の4氏
01/24
国際科学技術財団は24日、2023年の日本国際賞に、半導体レーザー励起光増幅器を開発して光ファイバー網の長距離大容量化に貢献した東北大学の中沢正隆卓越教授(70)と情報通信研究機構の萩本和男主席研究員(68)、光に反応 […]