女将の脳活動、相手の表情に敏速反応 「おもてなし」に科学で迫る
06/28
接客に長けた旅館の女将(おかみ)は、脳活動が一般の人と異なり、相手の特に怒った表情に敏速に反応することが、脳波の分析などから分かった。生理学研究所(愛知県岡崎市)のグループが発表した。精神や文化などの観点で捉えられてき […]
広がるSTEAM教育 異分野融合型教育の新たな潮流
06/27
理数教育に芸術やリベラルアーツの発想を取り入れ、実社会で必要な総合力を育む「STEAM教育」。社会課題の解決や、新しい価値を創造する能力を引き出そうというこの理念は、教育の現場でどう生かされているのでしょうか。 再生時 […]
鮮やかな高山植物は虫のおかげで子孫を維持している 北大研究者が30年間の大雪山系調査で確認
06/24
種子植物が子孫を残すための受粉には「自家受粉」と「他家受粉」がある。鮮やかな高山植物の多くは他家受粉だけに頼り、虫に花粉を運んでもらって子孫を維持しているー。北海道大学の1人の研究者が大学院生と約30年間、美しい大雪山 […]
アザラシ、ひげで水流を捉えて魚を探す 極地研など解明
06/23
アザラシは暗い深海で餌の魚を探すため、動かせるタイプのひげを使い、魚が泳いでできる水流を感知していることが分かった。国立極地研究所などの国際研究グループが発表した。暗闇で餌を採るために重要な哺乳類のひげの役割が、初めて […]
雨水をもっと暮らしに活かそう【ローカルSDGs~身近な魅力を再発見~】
06/22
雨が多い日本だが、雨水と上手に付き合うことで、洪水防止や渇水対策など、さまざまな社会課題の解決に役立てることができる。それを研究によって実証するとともに啓発活動に努め「雨水を活用することが普通」の社会を目指しているのが […]
南極で海氷面積の最小記録を更新、極地研など観測 今後の予測は海中データに期待
06/21
南極の海氷面積は2月に観測史上最小の212.8万平方キロを記録した、と国立極地研究所などが発表した。これまでの最小記録、2017年3月の約215万平方キロをわずかながら更新した。海氷の増減は今後どうなるか、予測に欠かせ […]
THE MAKING (318)ミルクレープができるまで
06/17
原料や材料から身のまわりにある製品ができあがる姿を追う「THE MAKING(ザ・メイキング)」。第318回は、ミルクレープができるまで。 ミルクレープは、クレープと生クリームが何層にも重なってできています。生地を薄 […]
「ハーッ」呼気による個人認証、原理を実証 なりすまし許さぬ技術に期待
06/16
ネット犯罪やテロをはじめ、世の中のさまざまな危険から社会や組織、個人を守るため、暗証番号やパスワード、指紋、顔などを使って個人を認証する仕組みが整えられてきた。こうした中、新たに呼気で個人を認証する原理を実証した、と東 […]
給電せずに電気分解起こして高分子化合物を合成 東工大が成功
06/15
電気の供給なしに電気分解反応(電解反応)を起こして高分子化合物を合成する手法を開発した、と東京工業大学の研究グループが発表した。電解質を含む溶液(電解液)を高圧で流すと生じるエネルギーを利用するのが特徴で、宇宙や深海な […]
日本の研究力、国の強化策を読み解く 科技イノベ白書を公表
06/14
「我が国の研究力 科学技術立国の実現」と題した令和4年版科学技術・イノベーション白書を文部科学省がまとめ、政府が14日に閣議決定した。論文数の国際比較などにみられる日本の研究力低下の現状を整理して指摘し、課題を分析。強 […]