2017年4月 - 2021年3月
数学的モデリングにおける理論と実践の往還を図るリーダー育成型教師教育の実証的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究では,その授業研究で得られた成果を活かして,数学的モデリングにおける理論と実践の往還を図るリーダー育成型の教師教育プログラムを開発し,その成果と課題を明らかにすることを目的とする.
申請期間内で計画している研究項目は,(1)国内外における数学的モデリングの教師教育研究の動向調査,(2)数学的モデリングにおける理論と実践の往還を図るリーダー育成型教師教育プログラムの開発・実施・評価,(3)リーダーシップの成長を支援する協働体制の確立,(4)教師教育プログラム及び教師の職能成長の評価,の4つである.平成30年度の研究実績状況は以下の通りである.
①2018年5月に台湾の台北で開催された東アジア地区数学教育国際会議(EARCOME8)の数学的モデリングの部会と,2019年2月にアムステルダムのユトレヒトで開催されたヨーロッパ地区数学教育国際会議(CERME11)に研究代表者と研究分担者2名が研究成果を発表し,海外の数学的モデリングの教師教育の研究動向を調査するとともに,海外の研究者との情報交換を行った.
②横浜国立大学で2回の研究会(2018年4月と2019年3月)を行い,教師教育で使用する数学的モデリング過程の図式案とその役割,教師教育プログラムのフレームワークなどを議論した.
③2018年8月に宇都宮大学が主催する平成30年度教職員サマーセミナーにおいて,研究分担者1名(川上貴)の主導のもと,本研究の成果の一部を取り入れた教員研修「「現実の世界」との対話を大切にした算数・数学の授業づくり」を行った.
申請期間内で計画している研究項目は,(1)国内外における数学的モデリングの教師教育研究の動向調査,(2)数学的モデリングにおける理論と実践の往還を図るリーダー育成型教師教育プログラムの開発・実施・評価,(3)リーダーシップの成長を支援する協働体制の確立,(4)教師教育プログラム及び教師の職能成長の評価,の4つである.平成30年度の研究実績状況は以下の通りである.
①2018年5月に台湾の台北で開催された東アジア地区数学教育国際会議(EARCOME8)の数学的モデリングの部会と,2019年2月にアムステルダムのユトレヒトで開催されたヨーロッパ地区数学教育国際会議(CERME11)に研究代表者と研究分担者2名が研究成果を発表し,海外の数学的モデリングの教師教育の研究動向を調査するとともに,海外の研究者との情報交換を行った.
②横浜国立大学で2回の研究会(2018年4月と2019年3月)を行い,教師教育で使用する数学的モデリング過程の図式案とその役割,教師教育プログラムのフレームワークなどを議論した.
③2018年8月に宇都宮大学が主催する平成30年度教職員サマーセミナーにおいて,研究分担者1名(川上貴)の主導のもと,本研究の成果の一部を取り入れた教員研修「「現実の世界」との対話を大切にした算数・数学の授業づくり」を行った.
- ID情報
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- 課題番号 : 17K00975
- 体系的課題番号 : JP17K00975
この研究課題の成果一覧
絞り込み
受賞
1-
2021年3月
論文
2-
Researching Mathematical Modelling Education in Disruptive Times, Springer. 2024年5月 査読有り
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Advancing and Consolidating Mathematical Modelling: Research from ICME-14, Springer 241-257 2023年4月 査読有り招待有り
講演・口頭発表等
3-
日本科学教育学会第45回年会 2021年8月
-
The 14th International Congress on Mathematical Education (ICME14) 2021年7月
-
日本科学教育学会研究会研究報告 2021年3月