2015年4月 - 2019年3月
数学科と理科を総合する教材開発と教科間の教育内容のずれを解消する実証的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
筆者らは,数学科と理科を総合するための勉強会を3年間にわたって月1回開催してきた。参加者は小中高等学校の数学科と理科の教員と申請者らである。継続的な勉強会を実施してきた結果,参加教員は,数学科と理科の教育内容を理解したうえでそれぞれの教科指導をする重要性を知るとともに,参加教員が議論によって作成した,数学科と理科が関連する学習指導計画に沿った授業では,生徒が主体的に理解を深めることを実感した。このように,数学科と理科が関連する単元の学習指導案を,数学科と理科の教員が協働して作成していくことで,学習者は提供された学習内容を深めるだけでなく,主体的に活動しやすくなることが実証的に明らかにできた。
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- 課題番号 : 15K00923
- 体系的課題番号 : JP15K00923