MISC

2011年2月

深度400m以深の換気立坑掘削において実施したプレグラウチングの施工結果と考察

JAEA-Technology 2010-044
  • 石井 洋司
  • ,
  • 渡辺 和彦
  • ,
  • 神谷 晃
  • ,
  • 早野 明
  • ,
  • 見掛 信一郎
  • ,
  • 竹内 真司
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  • 池田 幸喜
  • ,
  • 山本 勝
  • ,
  • 杉原 弘造

開始ページ
92
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-technology-2010-044

岐阜県瑞浪市において建設を進めている「瑞浪超深地層研究所」は、高レベル放射性廃棄物の地層処分の技術基盤を整備するため、おもに花崗岩を対象とした深地層の科学的研究を進めている。現在実施中の研究坑道掘削工事において掘削範囲の地質や地下水状況を把握するために坑道掘削に先立ちパイロットボーリング調査を行ったところ、深度400m付近の換気立坑掘削領域において深度200m付近よりも透水性は低いものの高圧の湧水が発生する可能性が高い区間が存在することがわかった。そこで坑道掘削時の湧水を抑制することを目的として掘削範囲周辺に超微粒子セメントを用いたプレグラウチングを行った。その結果、低透水性・高湧水圧の岩盤であっても湧水量低減効果を確認することができた。本報告書は、プレグラウチングの施工結果と考察,得られた技術的知見などを取りまとめたものである。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-technology-2010-044
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5027980
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-technology-2010-044

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