2012年6月 - 2017年3月
アメーバ型分子ロボット実現のための要素技術開発とその統合
日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 新学術領域研究(研究領域提案型)
アメーバ班および他班が持つ各種分子ロボット要素技術を統合し、DNA情報を用いて形状を制御できるアメーバ型分子ロボットを開発した。分子アクチュエータとして、微小管と巨大リポソームとの着脱を制御する分子クラッチ、ペプチド鎖の集積で巨大リポソームを並進運動させる光誘起ペプチド繊維成長システム、圧力に応じて可逆的にリポソームの伸張収縮を繰り返す細胞骨格制御システム、カルシウム濃度に依存して形状を変化させる微小管ネットワークを開発した。微小管に付与された光応答性DNAを用いて微小管集団運動パターンを動的に変化させる分子制御機構ならびに分子集団運動パターンを計算機上で再現する実時間シミュレータを開発した。
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- 課題番号 : 24104004
- 体系的課題番号 : JP24104004