2009年 - 2011年
リスク社会の本質的構造の解明と最適政策の分析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
リスク社会の本質的な構造を明らかにするため、行動経済学の成果を取り入れながら、リスク回避行動と貯蓄行動との関連、リスク回避行動とパーソナリティとの関連について分析を行った。その結果、パーソナリティの違いがシステマティックにリスク回避行動に影響を与えていることが明らかとなった。また、人的能力の形成の方法によっても、平均所得および所得分散が大きく異なり、教育カリキュラム等の能力形成に与える政策について、多くの示唆を得た。
- ID情報
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- 課題番号 : 21330071
- 体系的課題番号 : JP21330071