講演・口頭発表等

ステンレス鋼に化学吸着したCs化合物の水への溶出挙動に関する研究

日本原子力学会2019年秋の大会
  • 井元 純平
  • ,
  • 西岡 俊一郎*
  • ,
  • 中島 邦久
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  • 鈴木 恵理子
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  • 逢坂 正彦

開催年月日
2019年9月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
富山
国・地域
日本

福島第一原子力発電所において水蒸気の壁面凝縮等により圧力容器上部構造材へ化学吸着したCsが溶出される場合、この溶出したCsは水相を介した長期的なソースタームの1つとなる可能性がある。そこで、この溶出挙動を明らかにするため、ステンレス鋼に化学吸着させたCsの室温における水への最長50日間の溶出試験を実施した。その結果、ステンレス鋼に化学吸着したCsは長期間においても水に微量に溶出し続けることが分かり、長期的なソースタームの1つになり得ることが示唆された。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5066160