MISC

2006年7月

単心室症患児に対する肺動脈絞扼術後の腹腔鏡補助下食道裂孔ヘルニア根治術に対する麻酔

臨床麻酔
  • 二川 晃一
  • ,
  • 諏訪 一郎
  • ,
  • 杉浦 順子
  • ,
  • 白井 達
  • ,
  • 岡本 慎司
  • ,
  • 奥田 隆彦

30
7
開始ページ
1110
終了ページ
1112
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
真興交易(株)医書出版部

肺血流量が多く心不全症状が進行した単心室患児(日齢43日,体重3,092g)に対して肺動脈絞扼術を行った後,合併していた食道裂孔ヘルニアに対する腹腔鏡補助下根治術を施行した症例を経験した.麻酔は空気,セボフルラン(1〜2%)とフェンタニル30μ/kgで維持した.肺血流量に及ぼす影響をできる限り少なくして,肺体血流バランスの維持に努めなければならない.すなわち肺血管抵抗に配慮した麻酔管理が重要となる(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 0387-3668
  • 医中誌Web ID : 2006273833

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