MISC

2003年11月

高齢者うつ病患者における電気けいれん療法の大脳の局所脳血流及び拡散異方性に及ぼす影響について

大阪てんかん研究会雑誌
  • 南 智久
  • ,
  • 延原 健二
  • ,
  • 吉田 常孝
  • ,
  • 奥川 学
  • ,
  • 高瀬 勝教
  • ,
  • 田近 亜蘭
  • ,
  • 柳生 隆視
  • ,
  • 河 相吉
  • ,
  • 澤田 敏
  • ,
  • 木下 利彦

14
1
開始ページ
7
終了ページ
14
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
大阪てんかん研究会

遷延する鬱状態を呈した高齢者4名に修正型電気痙攣療法を行い,治療前後にSPECTと拡散テンソルMRI(DTI)を施行した.DTI上,治療による症状回復過程において,白質神経線維の異方性を示すFractional Anisotropy値の上昇が認められ,この変化が抑鬱症状の治療機転に影響していることが示唆された.SPECTで測定した局所脳血流量には治療前後で一定の変化は認められなかった

ID情報
  • ISSN : 0918-9319
  • 医中誌Web ID : 2004223949

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