2019年4月 - 2022年3月
難治性急性リンパ性白血病に対するプレシジョン・メディシンを目指した異分野融合研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
日本国内では年間に約500例の小児が急性リンパ性白血病(ALL)を発症し、そのうち2割前後が難治性とされる。難治性症例における治療成績の向上には、個々の症例の薬剤感受性予測に基づく個別化治療が求められる。本研究では、難治性ALL症例から樹立された100種類を超える多様な白血病細胞株をモデル実験系として活用して解析を進め、代表的な治療薬であるステロイド、アスパラギナーゼ、チオプリンの感受性に深く寄与するゲノム情報を明らかにした。
- ID情報
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- 課題番号 : 19H03615
- 体系的課題番号 : JP19H03615