2018年3月
医療系学生における定期インターフェロンγ遊離試験の検査法と陽性率についての検討
CAMPUS HEALTH
- 巻
- 55
- 号
- 1
- 開始ページ
- 241
- 終了ページ
- 243
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (公社)全国大学保健管理協会
本学では医療系学生全員に対し、臨床実習開始前に定期検査としてインターフェロンγ遊離試験を実施している。試験方法は、2007〜2010年度はクォンティフェロンTB-2Gを使用し、2011年度、2012年度、2016年度はクォンティフェロンTBゴールド(QFT-3G)、2013〜2015年度はTスポットTB(T-SPOT)を使用した。今回、QFT-3Gを使用した年度とT-SPOTを使用した年度とで陽性率や事後措置を比較検討した。結果、QFT-3GはT-SPOTに比べて陽性および判定保留の頻度が有意に高かった。ただしQFT-3Gは陽性率・判定保留率とも年度による差が大きいことから、結果の解釈に注意を要すると考えられた。
- ID情報
-
- ISSN : 1341-4313
- eISSN : 2432-9460
- 医中誌Web ID : 2019035215