講演・口頭発表等

耐熱FBGによる高温構造物のモニタリングシステムの実装検討

日本原子力学会2011年春の年会
  • 島田 幸洋
  • ,
  • 西村 昭彦
  • ,
  • 鈴木 宏和*
  • ,
  • 石橋 久義*
  • ,
  • 川原 啓孝
  • ,
  • 伊藤 主税
  • ,
  • 青山 卓史

開催年月日
2011年3月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
福井
国・地域
日本

原子炉の伝熱配管等の高温構造物における経年劣化評価・耐震保全のため、高温耐性のあるfiber Bragg grating(FBG)センサシステムの基盤技術を開発した。今回は高速炉の伝熱配管での使用を想定し、冷却配管材料を試験体として、炭素繊維強化FBGセンサによる接着試験と荷重変形試験を行った。その結果、常陽2次系コールドレグでの使用を想定した400$^{\circ}$C以下では強化FBGセンサは、昇温速度10$^{\circ}$C/分という実際の60倍以上の速度においても良好な接着性能が得られた。加えて高温環境下において試験体の荷重変形試験を実施し、強化FBGセンサにより変形量の計測が可能なことを確認した。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5029796