講演・口頭発表等

国際会議

レーザー共鳴イオン化質量分析法の高速炉用微小ナトリウム漏えい検知及び破損燃料位置検出への適用

2012 Winter Conference on Plasma Spectrochemistry
  • 岩田 圭弘
  • ,
  • 伊藤 主税
  • ,
  • 原野 英樹*
  • ,
  • 青山 卓史

開催年月日
2012年1月
記述言語
英語
会議種別
国・地域
アメリカ合衆国

高速炉の微小ナトリウム漏えい検知及び破損燃料位置検出への適用を目的として、レーザー共鳴イオン化質量分析法を用いた極微量ナトリウム検出及び極低濃度クリプトン,キセノン同位体比分析を行っている。微小ナトリウム漏えい検知への適用においては、ナトリウムエアロゾルのサンプリング時間100秒の条件下で$^{23}$Naの検出限界(3$\sigma$)が0.1pptと漏えい検知に十分な感度を有することが実証された。破損燃料位置検出への適用においては、高速増殖原型炉「もんじゅ」の仕様を想定して、同位体比分析誤差は測定時間約1時間で数\%程度であり、破損燃料集合体の同定に十分な分析精度を有することが実証された。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5033908