2014年4月
6MeVまでのエネルギー領域における$^{16}$O中性子断面積及び共分散のR行列理論に基づく解析
Nuclear Data Sheets
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- 巻
- 118
- 号
- 開始ページ
- 250
- 終了ページ
- 253
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1016/j.nds.2014.04.050
酸素は原子力工学において重要な原子核の一つである。しかしながら、$^{16}$O($n,\alpha$)断面積に関しては測定値及び評価済データ間には未だ大きな差があり、軽水炉の燃焼計算等で問題となっている。また、近年では積分計算のマージンを推定するために評価済断面積の誤差が求められている。本研究では断面積測定データに対してR行列理論解析を行い、共鳴領域における$^{16}$Oの中性子断面積と誤差の推定を行った。解析には中性子のみならず逆反応断面積の測定データも考慮し、各測定データに対しては系統誤差も考慮した。得られた断面積及び誤差の結果は測定と理論双方の知見を反映する。
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- DOI : 10.1016/j.nds.2014.04.050
- ISSN : 0090-3752