2014年2月
スラッジ状ウラン廃棄物からのウラン回収技術
Journal of Nuclear Science and Technology
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- 巻
- 51
- 号
- 2
- 開始ページ
- 251
- 終了ページ
- 265
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1080/00223131.2013.862511
人形峠環境技術センターにおけるウランの転換技術開発によって、ウランを含んだスラッジ状廃棄物が発生している。これらのうち、珪藻土及びCaF${_2}$中和沈澱物からウランを回収するプロセスとして、塩酸を用いた湿式プロセスを提案した。中和沈澱物を溶解した塩酸溶液中の異なるpH領域における溶存種の存在比を化学平衡計算によって検討し、回収したウラン中のフッ素量について実験値と比較した。回収したウランへのフッ素の混入量は溶液中のアルミニウム濃度の増加によって減少することを確認した。珪藻土については、ウランが選択的に回収可能であることがわかった。回収したウランは、pHの増加とともに粒径が小さくなり、ウラン回収後の廃液から発生する中和沈澱物のウラン濃度は1Bq/gを下回った。
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- DOI : 10.1080/00223131.2013.862511
- ISSN : 0022-3131