MISC

2002年1月

高温ガス炉ガスタービン発電システム(GTHTR300)発電系の設計

日本機械学会第8回動力・エネルギー技術シンポジウム講演論文集
  • 高田 昌二
  • ,
  • 滝塚 貴和
  • ,
  • 國富 一彦
  • ,
  • Yan X.
  • ,
  • 片西 昌司
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  • 小杉山 真一
  • ,
  • 塩沢 周策

開始ページ
189
終了ページ
192
記述言語
日本語
掲載種別

本論文では、GTHTR300実証プラントの発電系設計により得られた成果について報告する。本プラント設計では、経済性を高めるために、主要機器の物量を低減することと高性能化を目指した。本プラントでは、ターボマシン,発電機及び再生熱交換器,前置冷却器を動力変換容器及び熱交換機収容器内に収納する。これらの機器や容器の寸法を最小化させて物量を低減する必要がある。本プラントでは中間冷却器のないサイクルを採用するとともに、前置冷却器はコンパクトなローフィン質ヘリカルコイル型として物量を低減した。タービンと圧縮機のポリトロープ効率の設計目標値をそれぞれ93\%,90\%まで高くして、翼形状を3次元化するなどして設計目標値を満足できるようにした。なお、本件は文部科学省から原研への委託により実施している電源特会「核熱利用システム技術開発」の「高温発電システム」の内容に関するものである。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?19315

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