MISC

1998年10月

アコースティック・エミッション法を用いた高温工学試験研究炉の1次冷却材漏えい及び熱交換器伝熱管の流体振動の監視装置の開発

JAERI-Tech 98-045
  • 橘 幸男
  • ,
  • 國富 一彦
  • ,
  • 古澤 孝之
  • ,
  • 篠崎 正幸
  • ,
  • 佐藤 善之*
  • ,
  • 柳橋 実*

開始ページ
36
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaeri-tech-98-045

アコースティック・エミッション法を用いた高温工学試験研究炉(HTTR)1次冷却設備二重管の1次冷却材(ヘリウム)漏えい及び熱交換器(中間熱交換器、1次加圧水冷却器、補助冷却器)の伝熱管の流体振動監視装置について検討し、HTTRに適用した。実機への適用に先立ち、1次冷却設備二重管の外管の1/4スケールの試験体を用いた炉外漏えい試験を実施し、検出可能な漏えい量、各種パラメータ(気体、圧力、漏えい箇所の形状、漏えい箇所からの距離)の影響について検討した。その結果、約5Ncc/secの漏えいを検知できることが明らかになった。HTTRの運転開始後に、ノイズ対策を実施する必要があると考えられるが、漏えい検知に有効な方法となる見通しを得た。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaeri-tech-98-045
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?2006363
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaeri-tech-98-045

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