論文

査読有り
2022年11月

高温ガス炉の導入に向けたJAEAの研究開発の現状

Nuclear Engineering and Design
  • 柴田 大受
  • ,
  • 西原 哲夫
  • ,
  • 久保 真治
  • ,
  • 佐藤 博之
  • ,
  • 坂場 成昭
  • ,
  • 國富 一彦

398
開始ページ
111964\_1
終了ページ
111964\_4
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1016/j.nucengdes.2022.111964

日本原子力研究開発機構は、高温ガス炉の研究開発を進めている。原子炉技術の研究開発は、高温工学試験研究炉(HTTR)を用いて行われている。HTTRは2021年に大規模な補強無しで運転再開された。2022年1月には、OECD/NEAのLOFCプロジェクトにおける安全性実証試験を実施した。原子力機構は、熱化学法ISプロセスによるカーボンフリー水素製造の研究開発を進めている。また、高温ガス炉の実用化に向けた設計研究を行っている。HTTRによる水素製造の実証に関する新たな試験プログラムが開始された。2030年までの最初の実証のため、メタンの水蒸気改質による水素製造システムが選定された。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1016/j.nucengdes.2022.111964
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5076003
ID情報
  • DOI : 10.1016/j.nucengdes.2022.111964
  • ISSN : 0029-5493

エクスポート
BibTeX RIS