MISC

2020年2月

【膵癌診療ガイドライン2019改訂のポイント】支持・緩和療法

膵臓
  • 奥坂 拓志
  • 小川 朝生
  • 余宮 きのみ
  • 辻 哲也
  • 森 雅紀
  • 鈴木 賢一
  • 丹藤 雄介
  • 藤森 麻衣子
  • 坂本 はと恵
  • 保田 知生
  • 眞島 喜幸
  • 全て表示

35
1
開始ページ
79
終了ページ
82
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(一社)日本膵臓学会

癌患者に必要とされる支持・緩和療法は多岐にわたり、その一部については専門学会からのガイドラインも出版されているが、膵癌患者に特に重要と考えられる臨床的疑問については本ガイドラインにおいて指針を提示することが必要との議論がなされ、2016年版より精神心理的苦痛への対応方法、上腹部痛・背部痛に対する治療法、栄養療法、が取り上げられることとなった。2019年版ではさらに、膵癌術後患者に対する運動療法、アドバンス・ケア・プランニング、化学療法における末梢神経障害への対応方法、を新たなCQとして設定し、エビデンスの収集と推奨の提言を行った。また、悪液質を伴う膵癌患者における栄養支持療法、患者向け資材(パンフレット)、コミュニケーション・スキル、心理的・社会的・経済的問題に対する支援、患者会、についてコラムで取り上げて情報提供を行うこととした。(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 0913-0071

エクスポート
BibTeX RIS