2008年7月25日
論理プログラミングから解集合プログラミングへ
コンピュータソフトウェア
- ,
- 巻
- 25
- 号
- 3
- 開始ページ
- 20
- 終了ページ
- 32
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
- DOI
- 10.11309/jssst.25.3_20
- 出版者・発行元
- 日本ソフトウェア科学会
Prologがベースとしているホーン節論理に基づく論理プログラミングでは,構文的制約があって確定的知識しか表現できないことが,現実的な知識表現のためには限界であるとされていた.この問題点を克服するために,論理プログラミングにおいて不完全・不確定な情報を扱うための拡張理論が1980年代後半から数多く提案された.1999年にはこれらに加えて制約プログラミングの概念を融合した解集合プログラミングの概念が確立され,現在では論理プログラミングの中心的な研究テーマの1つになっている.本稿では過去からのこうした研究の流れと新しい論理プログラミングの可能性について探る.
- ID情報
-
- DOI : 10.11309/jssst.25.3_20