カソードチャージ法によるチタン合金の水素吸収挙動
21st International Conference on Nuclear Engineering (ICONE-21)
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- 開催年月日
- 2013年7月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- 中華人民共和国
チタン及びTi-5mass\%Taは耐硝酸性に優れるため、使用済核燃料再処理施設で使用されているが、放射線分解水素吸収による水素脆化が懸念される。本研究では硝酸中における、チタン及びTi-5\%Taの水素吸収及び水素脆化特性を評価するため、カソードチャージ法及びカソードチャージ下におけるSSRTを実施した。その結果、水素化物は金属表面に生成するが、金属内部に成長し難いことが明らかとなった。また、SSRTにおいてチタン及びTi-5\%Taは脆化感受性を示さなかった。これらの結果は、チタン及びTi-5\%Ta製機器は放射線分解水素を吸収できるが、表面の水素化物に阻害され内部に拡散しないことを示唆すると考えられる。また、表面だけに水素化物が生成するため、チタン及びTi-5\%Taは硝酸中にて水素脆化感受性を示し難いものと考えられる。