2015年9月
再処理高レベル廃液沸騰事故に関する実験研究
Proceedings of 21st International Conference \& Exhibition; Nuclear Fuel Cycle for a Low-Carbon Future (GLOBAL 2015) (USB Flash Drive)
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- 開始ページ
- 1056
- 終了ページ
- 1063
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
再処理施設高レベル廃液の沸騰事故時における放射性物質の放出量評価データ取得に関する実験研究を行っている。本研究では、コールド基礎実験、コールド工学実験及びホット実験を行っている。これまでの実験の結果、高レベル模擬廃液の沸騰事故条件ではRu及びTcは揮発性を有し、ガス状及びミスト状で放出され、その他のFP元素は非揮発性であり、ミスト状で放出されることがわかった。高レベル摸擬廃液からの非揮発性FP元素の放出率は、10$^{-4}$程度であった。Amなどのアクチニド元素の放出率は、非揮発性FP元素とほぼ同程度であった。