瑞浪超深地層研究所深度500mにおけるポストグラウチング技術,3; ポストグラウチング仕様、注入実績概要、新しい技術の施工性
土木学会平成27年度全国大会第70回年次学術講演会
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- 開催年月日
- 2015年9月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 岡山
- 国・地域
- 日本
瑞浪超深地層研究所では、深度500mの研究アクセス南坑道のうち湧水量が比較的多い区間においてポストグラウト工事を実施した。本稿では、その2で報告した設計技術に基づいて施工した結果を報告する。(1)溶液型グラウトについては、最終的に流量低下による注入停止基準を採用し、ゲル化寸前まで注入することで、湧水量の多い孔も止水可能であった。(2)複合動的注入については、流量増加時などに設定値を適宜変え、効果的な注入が可能であった。(3)グラウト注入範囲については、プレグラウトと重複する範囲を注入時は壁面リークが発生することがあったのに対し、プレグラウトの外側を注入時はリークがほとんど発生せず、高い施工性が確認できた。