論文

査読有り
2022年4月

粘土を含む水が流れる条件下での巨視き裂を含む花崗岩の透水係数の変化

Journal of MMIJ
  • 奈良 禎太*
  • ,
  • 加藤 昌治*
  • ,
  • 佐藤 努*
  • ,
  • 河野 勝宣*
  • ,
  • 佐藤 稔紀

138
4
開始ページ
44
終了ページ
50
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.2473/journalofmmij.138.44

放射性廃棄物地層処分や化石燃料の採掘、二酸化炭素地中貯留等の工学プロジェクトを考える上で、岩盤内の流体の流れを理解することは重要である。き裂や空隙のネットワークは流路となるため、岩盤内の流体の流れにおいて主要な役割を果たす。本研究では、巨視き裂が自然環境下で含まれている花崗岩を試料として用いて、粘土を含む水が流れる条件下で透水試験を行うことによって透水係数の変化を調べた。その結果、粘土粒子が巨視き裂内で集積してき裂を閉塞させることによって、巨視き裂を含む花崗岩の透水係数が低下した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2473/journalofmmij.138.44
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5073139
ID情報
  • DOI : 10.2473/journalofmmij.138.44
  • ISSN : 1881-6118

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