MISC

2009年8月

耐熱FBGを用いた高速炉プラント健全性監視システムの開発; 耐熱FBGのひずみ計測性能評価

日本保全学会第6回学術講演会要旨集
  • 猿田 晃一
  • ,
  • 月森 和之
  • ,
  • 島田 幸洋
  • ,
  • 西村 昭彦
  • ,
  • 小林 喬郎*

開始ページ
219
終了ページ
222
記述言語
日本語
掲載種別

フェムト秒レーザを使用してシングルモード光ファイバのコアに形成した耐熱fiber Bragg grating(FBG)のひずみ計測性能の評価を行った。耐熱FBGとひずみゲージを金属片に取り付け、4点曲げ法によって負荷を与えてBragg波長シフトとひずみ量を計測した。Bragg波長は、開発したBragg波長決定アルゴリズムによりスペクトラム強度を重み付けに利用して求めた。市販されている常温用FBGセンサとの比較実験の結果、耐熱FBGのひずみ感度は0.34pm/$\mu$$\varepsilon$であり、常温用FBGセンサの約1/4の感度であったが、実験値の標準偏差から推定したひずみ計測精度は、$\pm$3$\mu$$\varepsilon$となり、開発したアルゴリズムを用いることにより、常温用FBGセンサの精度$\pm$2$\mu$$\varepsilon$と同程度の精度が得られることが示された。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5019790

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