基本情報

所属
筑波大学 生命環境系 特別研究員 (学振PD)
早稲田大学 理工学術院総合研究所 招聘研究員

連絡先
ndaichi630gmail.com
ORCID iD
 https://orcid.org/0000-0003-2314-3218
researchmap会員ID
R000063011

骨の力学的機能である「筋肉の収縮に連動して運動を生むこと」と「体を支えること」に注目して、動物の骨がどんな姿勢や運動(生態)に適応進化しているのかを機能性の観点で研究しています。

「生物の姿かたちがなぜ多様なのか? どのように進化したのか?」
「絶滅した動物はどんな生態をしていたのか?」
といった疑問に対して、研究成果の観点から現生・絶滅動物の骨(化石)を調べることによって、適応進化やその歴史的変遷をひも解く手がかりをつかめることが期待されます。

主に2つのプロジェクトに取り組んでいます。

 

運動による形態進化(特に、穴掘り運動について)
穴掘りは地下へ生活空間を拡大させたり資源を獲得するために重要な運動です。絶滅動物の掘削適応は、骨の包括的な頑丈さや筋肉の付着位置の発達から議論されてきましたが、「どこの骨がどういう荷重に対して頑丈なのか」「どの筋肉がどういう穴掘り運動に貢献するのか」は不明瞭でした。そこで形態的特徴ごとの機能に注目して、穴掘り運動との関係を調べることで、穴掘りの戦略多様性や進化を探索しています。

 

○材料としての骨構造の多様性・適応進化
骨の内部構造がどんな荷重に対して堅牢となるのか材料特性といった視点から調べています。「骨は荷重に対して堅牢な構造を構築する」という知見は19世紀からありましたが、姿勢や運動様式が多様な野生動物に対して、材料力学的な視点で骨内部の微細構造を体系的に研究した例はほとんどありませんでした。これまで、骨の内部構造は成長速度や代謝の指標として議論されてきましたが、そこに新たに材料特性という観点で説明可能な尺度が導入されることで、物性や構造の多様性への理解を深められることが期待されます。

 

Google Scholar


論文

  5

主要な講演・口頭発表等

  21

共同研究・競争的資金等の研究課題

  4

委員歴

  1

所属学協会

  5

学術貢献活動

  3

社会貢献活動

  6

メディア報道

  2

MISC

  1
  • 仲井大智
    京都大学総合博物館ニュースレター (61) 5-5 2024年8月30日  

その他

  2
  • 東北大学総合学術博物館 / 国立科学博物館 / 神奈川県立生命の星地球博物館 / 豊橋市自然史博物館 / 京都大学総合博物館 / American Museum of Natural History
  • 久慈層群玉川層集中調査(早稲田大学:2014年8月;2015年3月;2016年3月;2021年3月) / 仙台層群竜の口層化石調査(自主研究:2014年4月ー2018年9月) / 白山市手取層群化石集中調査(白山市恐竜パーク白峰:2016年8月;2018年8月;2024年8月)