2014年4月 - 2018年3月
ポスト・セキュラー状況における宗教研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
「無宗教」を自認する者が多い現代日本で、公共の場に進出する宗教の報道が増えている。被災地支援活動を行う宗教者や、政権の支持基盤とされる右翼的宗教団体に関するものが目立つ。こういった現象は、欧米では「ポスト・セキュラー」と総称される。その意味するところは、一つは、世俗化が終焉し、その逆転が起きているということ。もう一つは、近代的な宗教/世俗の二分法を相対化した上での“宗教”研究を構築する試みが必要とされていることである。
このポスト・セキュラー論は日本にはどの程度あてはまるのかを、事例研究と理論的考察を組み合わせて分析したのが本共同研究である。結論はメンバー間で異なるが、成果を和英両方で出版した。
このポスト・セキュラー論は日本にはどの程度あてはまるのかを、事例研究と理論的考察を組み合わせて分析したのが本共同研究である。結論はメンバー間で異なるが、成果を和英両方で出版した。
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- 課題番号 : 26284011
- 体系的課題番号 : JP26284011
この研究課題の成果一覧
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書籍等出版物
2-
リトン 2017年3月1日 (ISBN: 486376054X)
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春秋社 2015年8月20日 (ISBN: 4393299280)