2000年3月
「変容する中世の夢—『つれなき美女』その後」
『イギリス・ロマン派研究』(イギリス・ロマン派学会)
- 巻
- 号
- 24
- 開始ページ
- 59
- 終了ページ
- 67
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- イギリス・ロマン派学会
キーツの「つれなき美女」の、無言で雄弁な表面としての美女の顔、視野を喪失した騎士といった表象を出発点として、閉鎖的な空間で虚ろな表情を保つテニスンの「シャロットの姫」、荒涼とした風景の中に捕われた騎士を描いたロバート・ブラウニングの「チャイルド・ロランド暗黒の塔に来た」を例に挙げ、19世紀において責任・使命から解放された中世の夢の変容を論じた。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/40004874468
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00391346
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/5304633
- ID情報
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- ISSN : 1341-9676
- CiNii Articles ID : 40004874468
- CiNii Books ID : AN00391346