講演・口頭発表等

MA燃料遠隔取扱試験の製作及び試験結果,2; 格子管の伝熱評価

日本原子力学会2016年春の年会
  • 江口 悠太
  • ,
  • 菅原 隆徳
  • ,
  • 西原 健司
  • ,
  • 田澤 勇次郎
  • ,
  • 辻本 和文

開催年月日
2016年3月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
仙台
国・地域
日本

大強度陽子加速器施設J-PARC計画で建設が予定されている核変換物理実験施設(TEF-P: Transmutation Physics Experimental Facility)では、Am-241等のMAを含む崩壊熱の大きな燃料を大量に取り扱うため、異常発生による炉心冷却ブロワ停止時の炉心温度上昇が安全上の問題となる可能性がある。冷却ブロワ停止時のTEF-P炉心温度変化は全炉心熱伝導解析によって評価されるが、燃料及びブランケット領域の外側の何も装荷されていない空格子管領域における断熱効果が大きい。本報告書では、空格子管内部における伝熱量の算出モデルである、鉛直等温平面の上下を断熱材で囲った密閉流体層の自由対流モデルの精度検証のため、TEF-P炉心の格子管形状を模擬した試験装置を製作し、試験装置の格子管内部を一次元方向に通過する熱流と温度分布を測定した。これにより、実際の空格子管内部の等価熱伝導率は密閉流体層の自由対流モデルよりも大きいことが明らかになった。また、空格子管内部にアルミニウムブロックを充填することで空格子管体系よりも高い等価熱伝導率となることを確認した。本実験により、TEF-P炉心の温度評価に供することができる実験的な熱通過パラメータを取得した。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5054351