2019年6月 - 2022年3月
医療的支援が必要な子どもの実態把握のための方法論開発に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽) 挑戦的研究(萌芽)
2021年度の実績は以下のとおりである。なお、コロナが長引いていることを受けて全体としては進捗が遅れていたため、延長申請を行っている。
①DPCデータに基づく解析を進め、医療的ケア児のリスク因子を明らかにする観点で重要な疫学情報である「早産児における退院時在宅酸素の要因」の特定について、リスク因子の同定ならびに施設間のばらつき評価に関する最終分析が完了した。当該解析結果に基づいて、現在、論文執筆中である。
②NDBデータに基づく分析については、役職変更や所属先における管理ルール変更等に伴って厚生労働省に匿名レセプト情報・匿名特定健診等情報の提供にかかる変更申請の申出を複数回実施した。当該事務作業に想定以上の時間を要したものの、今年度においては解析用データセットの生成を2つ完了し、そのうち1つのプロジェクト(医療的ケア児の推移並びにデバイス増加に関するリスク因子の解析)については解析完了することができた。現在、前者については、厚生労働省宛に公表確認の申請準備を進めるとともに可能な個所からの論文執筆に着手しており、また、残ったもう一つのプロジェクトについては解析中となっている。以上から、本研究については延長申請後の期間中には完了する見込みとなっている。
①DPCデータに基づく解析を進め、医療的ケア児のリスク因子を明らかにする観点で重要な疫学情報である「早産児における退院時在宅酸素の要因」の特定について、リスク因子の同定ならびに施設間のばらつき評価に関する最終分析が完了した。当該解析結果に基づいて、現在、論文執筆中である。
②NDBデータに基づく分析については、役職変更や所属先における管理ルール変更等に伴って厚生労働省に匿名レセプト情報・匿名特定健診等情報の提供にかかる変更申請の申出を複数回実施した。当該事務作業に想定以上の時間を要したものの、今年度においては解析用データセットの生成を2つ完了し、そのうち1つのプロジェクト(医療的ケア児の推移並びにデバイス増加に関するリスク因子の解析)については解析完了することができた。現在、前者については、厚生労働省宛に公表確認の申請準備を進めるとともに可能な個所からの論文執筆に着手しており、また、残ったもう一つのプロジェクトについては解析中となっている。以上から、本研究については延長申請後の期間中には完了する見込みとなっている。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K21732
- 体系的課題番号 : JP19K21732