論文

査読有り
2007年4月

原子炉材料のための2次元応力腐食割れモデル

Proceedings of 15th International Conference on Nuclear Engineering (ICONE-15) (CD-ROM)
  • 五十嵐 誉廣
  • ,
  • 三輪 幸夫
  • ,
  • 加治 芳行
  • ,
  • 塚田 隆

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8
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記述言語
英語
掲載種別

粒界型応力腐食割れ(IGSCC)の特徴の一つである分岐き裂を再現する2次元粒界型応力腐食割れ進展モデルの開発を行った。モデルでは、粒界の長さ,粒界強度などの「結晶粒スケール」の要因によりIGSCC進展が実現される。特に、粒界腐食と粒界に作用するせん断応力をパラメータとしてモデルに導入した。本モデルを用いて、幾つかの荷重条件,せん断応力条件におけるIGSCC進展の計算機シミュレーション解析を行った。解析結果より、き裂分岐は粒界に対するせん断応力の影響により実現されること、そしてせん断応力と粒界腐食の相乗的影響によって、荷重方向に対し斜めに進展する傾向が見られることがわかった。

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