講演・口頭発表等

AnRh$_6$Ge$_4$ (An=Th, U)のde Haas-van Alphen効果

日本物理学会2019年秋季大会(物性)
  • 芳賀 芳範
  • ,
  • 立岩 尚之
  • ,
  • 山本 悦嗣
  • ,
  • 仲村 愛*
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  • 本多 史憲*
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  • 青木 大*
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  • 山上 浩志
  • ,
  • 松本 裕司*
  • ,
  • 山村 朝雄*

開催年月日
2019年9月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
岐阜
国・地域
日本

強磁性ウラン化合物のフェルミ面はまだ十分に理解されていない。本研究では、16K付近にキュリー点を持つ六方晶URh$_6$Ge$_4$および、5f電子を持たず非磁性参照物質とみなせるThRh$_6$Ge$_4$のフェルミ面の実験的観測に成功した。de Haas-van Alphen振動の周波数を磁場方位の関数として測定し、それをフェルミ面極値断面積と対応づけた。ThRh$_6$Ge$_6$の結果は理論計算と良い一致を得た。一方、URh$_6$Ge$_4$では5f電子の強い相関のために理論計算は困難であるが、非磁性ThRh$_6$Ge$_4$と類似点が極めて多いことがわかった。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5067170