基本情報

所属
独立研究者

連絡先
dridealismgmail.com
通称等の別名
『Dr.』
研究者番号
50961984
J-GLOBAL ID
202201004571963279
researchmap会員ID
R000033914

『鉄拳』で学術論文は、書けます。
 

 

1.旧アリストテレス『詩学』研究者

当津武彦『アリストテレス「詩学」の研究』をロールモデルとし、哲学研究を行っておりました。「創造とは何か」の観点から芸術作品と創作論に耽溺し、当時の研究対象は19世紀印象派を代表とする写実的絵画でした。

 

2.「本物らしさ」とは何か

画壇では写真のような絵が「優れた作品」と評価されます。“限りなく実物に近く表現する”技巧は、芸術作品における一つの重要な評価軸です。

以来「何故、人は写実的表現に惹かれるのか?」この命題について。美学から脳科学まで。文理の境界を縦横断し、考察し続けています。

 

3.現デジタルゲーム研究者

リアリティに富む作品は、伝統絵画に留まらず存在します。それが『対戦格闘』との出逢いでした。アクション映画を筆頭に、漫画やアニメ…無数のフィクションが身体と動作を模している。

しかしながら、ビデオゲーム。特に『格闘ゲーム』を「写実」の視座で眺める者は少ないと認識しました。

※捕捉

むしろ「格闘ゲームにおけるグラフィクスの向上」は、マーケット(商業誌)では記載され尽くした話題です。

 

4.転身と可能性

デジタルゲーム研究そのものが、若く、可能性ある学問領域です。中でも格闘ゲームは学術的な論考が少ない。そして、長く追究してきた「写実的な人体模倣」ー”リアリズムとフィクション”の問いを応用できる領域だと確信しています。

 

5.何故『鉄拳』なのか

3D格闘の表象は2Dと比較し、現実の身体に忠実に見えます。加えて、二者の大きな理由は以下。

(1)システム/四肢との連動

身体と連携した独自の操作性を持つ『鉄拳』シリーズは、単に写実的なだけでなく、静的な絵画では論述できない「動的な身体模倣」について。考究を挑戦し得る作品に思われました。

(2)ストーリー/世代闘争と悲劇性

 アリストテレス『詩学』では作品例に『オイディプス王』が引用されます。あらすじは、古典悲劇を代表する“父子間の闘争”です。私は『鉄拳』との近似に歓喜せざるを得ませんでした。

 (3)「ミメーシス」

『詩学』と『鉄拳』を結ぶ、重要な西洋哲学上の概念が存在します。それが、ミメーシス。直訳は模倣。格闘ゲーム自体が、人体の模倣作品。特筆し、操作が四肢に連動している『鉄拳』に、強いミメーシス的な身体性を覚えました。

ゲーム中の表象のみならず、入力とレスに相違が無いよう、より現実が追求されている。これが、数あるタイトルから『鉄拳』へ向かった理由です。

 
 6. 展望と手法

文転の哲学徒であり、文理の境界を持ちません。当初「鉄拳哲学」と揶揄されたものですが、実際のデビューは工学論文です。真理に到達するならば、文理を問わず応用する所存です。

私の知り得る学問であれば。

 

 

 

・末筆

『Dr.』は、鉄拳界から鉄拳研究者を輩出する目的の、スカウトマンでした。

二年余経過し、優れた研究者の到来が見込めず、結果として自分がFirst Authorに座しています。

 


講演・口頭発表等

  21

担当経験のある科目(授業)

  1

所属学協会

  12

共同研究・競争的資金等の研究課題

  1

学術貢献活動

  1
  • 審査・評価, 学術調査立案・実施
    特定の精神疾患(アディクション医療)に関する先行論文の調査・報告 2018年4月1日 - 2019年3月31日

社会貢献活動

  1

メディア報道

  1
  • neoneo編集室、一般財団法人宮本記念館 東京ドキュメンタリー映画祭2022年 新宿K‘sCinema 2022年12月 その他

その他

  12