MISC

2016年6月

JRR-3制御棒駆動装置100\%位置検出器の更新

JAEA-Technology 2016-015
  • 大内 諭
  • ,
  • 車田 修
  • ,
  • 上石 瑛伍
  • ,
  • 佐藤 正幸
  • ,
  • 池亀 吉則
  • ,
  • 和田 茂

開始ページ
42
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-technology-2016-015

JRR-3制御棒駆動装置100\%位置検出器は、原子炉の停止状態を確認するための方法のひとつとして制御棒が完全に挿入されたことを確認するための位置検出器である。100\%位置検出器は、定期的な保守等により機能維持し、使用しているが、使用開始から25年以上が経過しているため、経年化が進み、検出機能が低下する事象が多くみられた。また、JRR-3で使用していた検出器は既に製造が終了しており、同機後継機種においても、JRR-3の制御棒駆動装置に適合しないことが確認されたことから、JRR-3の制御棒駆動装置に適合する検出器を選定することが必要であった。そのため、JRR-3の制御棒駆動装置の着座部を模擬した試験治具を製作し、それを用いてJRR-3の制御棒駆動装置に適合する100\%位置検出器を詮索、選定し、試験を行った。試験時においては、想定外の事象発生にみまわれたが、改善策を考案し、対策を施すことでJRR-3の制御棒駆動装置に適合する検出器として更新することができた。本報告は、制御棒駆動装置100\%位置検出器の選定から更新にかかる交換作業などについてまとめたものである。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-technology-2016-015
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5055514
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-technology-2016-015

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