MISC

1999年1月

軽水炉におけるプルトニウム消滅のための岩石型燃料開発

Proceedings of International Conference on Future Nuclear Systems (GLOBAL '99) (CD-ROM)
  • 山下 利之
  • ,
  • 秋江 拓志
  • ,
  • 二谷 訓子
  • ,
  • 中野 佳洋
  • ,
  • 中村 武彦
  • ,
  • 白鳥 徹雄
  • ,
  • 鈴木 康文

開始ページ
8
終了ページ
0
記述言語
英語
掲載種別

軽水炉で余剰プルトニウムを消滅させるための岩石型燃料(ROX)の研究を展開した。ROX-LWRシステムは、核拡散抵抗性、環境安全性及びプルトニウム消滅率の観点から優れた特性を有する。不活性マトリックス及び燃料照射の研究から、最も有望な岩石型燃料として、プルトニウムと若干の添加物を加えた安定化ジルコニア粒子をスピネルマトリックス中に均質分散された粒子分散型燃料を開発した。また、炉心安全解析から、岩石型燃料装荷PWRは反応度事故や冷却水喪失事故条件下でも現行UO$_{2}$燃料装荷PWRと同等の安全性を有することが明らかになった。岩石型燃料のプルトニウム消滅量はMOX燃料と比べ約2倍大きいことがわかった。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?2183

エクスポート
BibTeX RIS