MISC

2018年8月

原子力機構-東海タンデム加速器の現状

Proceedings of 15th Annual Meeting of Particle Accelerator Society of Japan (インターネット)
  • 松田 誠
  • 株本 裕史
  • 田山 豪一
  • 仲野谷 孝充
  • 中村 暢彦
  • 沓掛 健一
  • 乙川 義憲
  • 遊津 拓洋
  • 松井 泰
  • 石崎 暢洋
  • 長 明彦
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開始ページ
1271
終了ページ
1275
記述言語
日本語
掲載種別

原子力機構-東海タンデム加速器は最高加速電圧が約18MVの大型静電加速器であり、核物理,核化学,原子物理,材料照射などの分野に利用されている。2016年12月に発生した真空事故以降加速電圧が12MVまで低下した。加速管内に混入した塵や荷電変換用の炭素薄膜を除去すべく80本の全加速管を取り外し再洗浄を実施した。洗浄に4か月、再組立てに2か月を要した。このため2017年2月から約10か月が加速器の整備期間となった。加速管の再構築に伴い加速管と圧力タンク外の機器との再アライメントを実施した。運転再開は2017年12月となり、利用運転期間中に定期的なコンディショニングを行うことで16.5MVの運転電圧まで回復させることができた。2017年度の加速器の運転・整備状況およびビーム利用開発等について報告する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5063040

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