MISC

2011年9月

外部放射線に対する放射線防護実用量に関するICRUレポート委員会出席報告

保健物理
  • 遠藤 章

46
3
開始ページ
246
終了ページ
249
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.5453/jhps.46.246
出版者・発行元
Japan Health Physics Society

放射線防護の線量評価に使われている実効線量や等価線量を、放射線測定器を用いた測定により評価するために、国際放射線単位測定委員会(ICRU: International Commission on Radiation Units and Measurements)は「実用量」(Operational Quantities)を提案した。放射線測定器の校正,線量測定等は、この実用量に基づき実施され、現在広く定着している。しかし一方で、この線量体系には、その考え方の提案以来、多くの問題点や疑問も指摘されてきた。このような背景から、ICRUは、実用量に対して指摘されてきた問題点や課題を改めて整理・検討し、これを見直すための委員会を2010年に立ち上げた。本稿では、2011年6月、イタリア新技術・エネルギー・持続的経済開発機構(ENEA)Bologna研究センターにおいて行われた委員会における議論の概要,今後の方向性について報告する。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.5453/jhps.46.246
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/10030135798
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00228458
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5031475
ID情報
  • DOI : 10.5453/jhps.46.246
  • ISSN : 0367-6110
  • CiNii Articles ID : 10030135798
  • CiNii Books ID : AN00228458

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