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2013年2月27日

省電力無線LANのためのユーザ分布適応型ウェイクアップ方式に関する一検討 (無線通信システム)

電子情報通信学会技術研究報告 : 信学技報
  • 齊藤 冬樹
  • ,
  • 四方 博之
  • ,
  • 阿部 憲一
  • ,
  • 長谷川 晃朗

112
443
開始ページ
103
終了ページ
108
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

現在急速に普及が進む無線LANアクセスポイント(AP)の省電力化を実現するため, APにウェイクアップ受信機を適用し,必要な場所,時間にオンデマントて無線アクセスを提供するRadio-On-DemandNetworks(ROD)が提案されている.RODにおけるAPは,無線LAN端末(STA)からウェイクアップ信号を受信することで,スリープ状態から稼働状態へ移行する.しかし, STAの周囲に複数のスリープ状態のウェイクアップ対象APが存在する場合, STAからのウェイクアンプ要求により,複数のAPが無駄にウェイクアップする可能性がある.本稿では,このような無駄にウェイクアップするAP数を削減するために,ユーサ(STA)分布に適応する確率的ウェイクアップ方式を提案する.提案方式では,ウェイクアップ判定確率の設定に,ウェイクアップ信号の受信信号強度,各APの有効なウェイクアンプ数に関するログ晴報及び観側するウェイクアップ信号再送回数を利用する.計算機シミュレーションにより,提案方式の基本動作確認と実用的なAP分布での特性評価を行う.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009728598
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10060822
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/024342498
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110009728598
  • CiNii Books ID : AN10060822

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