論文

査読有り
2017年2月

伝達関数合成機能を用いた多次元伝達関数の代数式による設計

Journal of Visualization
  • 河村 拓馬
  • ,
  • 井戸村 泰宏
  • ,
  • 宮村 浩子
  • ,
  • 武宮 博

20
1
開始ページ
151
終了ページ
162
記述言語
英語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
DOI
10.1007/s12650-016-0387-1

本論文では多変量向けボリュームレンダリングのための新しい伝達関数設計手法を提案する。従来的な手法ではGUIベースの伝達関数設計を行っていたために扱えるデータは2変量に限られていた。より高次元の伝達関数設計を対話的かつ直感的に行うために、Transfer Function Synthesizer (TFS)を開発した。TFSでは従来的なGUIや代数式で指定した1次元伝達関数を論理演算によって合成することで多次元伝達関数を生成する。TFSは多変量向けボリュームレンダリングを可能にするだけでなく、サーフェス可視化や画像合成をもボリュームレンダリングの枠組みで可能にする手法である。TFSは遠隔可視化システムPBVRに実装され原子力分野で計算された様々なデータに適用されている。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1007/s12650-016-0387-1
Web of Science
https://gateway.webofknowledge.com/gateway/Gateway.cgi?GWVersion=2&SrcAuth=JSTA_CEL&SrcApp=J_Gate_JST&DestLinkType=FullRecord&KeyUT=WOS:000393058700015&DestApp=WOS_CPL
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5054610
ID情報
  • DOI : 10.1007/s12650-016-0387-1
  • ISSN : 1343-8875
  • eISSN : 1875-8975
  • Web of Science ID : WOS:000393058700015

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