2012年3月
IASCCキャプセルのための溶接技術開発及びキャプセル長期照射における材料健全性評価
Journal of Nuclear Materials
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- 巻
- 422
- 号
- 1-3
- 開始ページ
- 14
- 終了ページ
- 19
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1016/j.jnucmat.2011.11.057
炉内照射試験により腐食誘起応力腐食割れ(IASCC)挙動の再現を行うためには、IASCCしきい値以上に試験片を照射しなければならない。このとき、照射済み試験片をベース照射キャプセルから炉内試験キャプセルに装荷する必要がある。これを行うため、遠隔操作型溶接機が開発された。また、キャプセルの長期照射におけるキャプセル構造材の健全性を確認するため、空気中における引張試験と、水中における低速ひずみ試験(SSRT)が行われた。この試験における試験片は、1.0-3.9$\times$10$^{26}$n/m$^{2}$に照射されたキャプセル外筒管及び0.03-1.0$\times$10$^{26}$n/m$^{2}$に照射されたバスケットの構造材から製作された。キャプセル外筒管温度である423Kにおいて15\%以上の伸びが確認され、また、SSRTからIGSCC破面が確認されなかったことからキャプセル外筒管の健全性が確認された。
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- ID情報
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- DOI : 10.1016/j.jnucmat.2011.11.057
- ISSN : 0022-3115