MISC

1992年1月

遮蔽安全評価用モンテカルロコードMCACEの並列化とAP-1000における並列化効率の測定

Proc. of the 1st Annual Users Meeting of Fujitsu Parallel Computing Research Facilities
  • 増川 史洋
  • ,
  • 高野 誠
  • ,
  • 内藤 俶孝
  • ,
  • 川添 明美*
  • ,
  • 奥田 基*

開始ページ
P1-A-1
終了ページ
P1-A-8
記述言語
英語
掲載種別

遮蔽安全評価用モンテカルロコードMCACEを並列計算機上で実行できるように並列化を行ない、並列化による計算速度の向上の度合を富士通の並列計算実験機AP-1000で測定した。バッチあたりの粒子数10240で512バッチの計算を512個のプロセッサを並列に用いて行った時、475.6倍の速度倍率が得られた。また、この時の並列化効率は92.9\%であった。並列化効率を低下させる主要因は、粒子のランダムウォークに起因するものであり、これはバッチあたりの粒子数を増やすことで軽減される。本測定でMCACEの並列化は、理想的に行われている事が明らかとなった。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?2057982

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