2013年4月 - 2016年3月
有機リン加水分解酵素表層発現酵母を用いる高感度有機リンセンサーの構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
OPH表層発現酵母とNIR酵素を触媒として組み合わせて、電気化学的にp-ニトロフェノール骨格をもつ有機リン農薬(代表例:パラチオンやスミチオン)を特異的に検出する(検出限界:0.5μM程度)バイオセンシングシステムの構築が実現できたといえる。電極は市販のGC(6 mm i.d.)電極を使用したが、これを櫛形電極に置換すればさらなる検出感度の向上(サイクリング反応による応答増幅効果による)が見込める。分析の全工程に必要な所要時間は30-40分程度である。
NIR酵素も表層発現体に置換する事が最終目標であるが、NIR表層発現酵母の活性が低いために実現できない状態にある。
NIR酵素も表層発現体に置換する事が最終目標であるが、NIR表層発現酵母の活性が低いために実現できない状態にある。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 25410157
- 体系的課題番号 : JP25410157