講演・口頭発表等

マイクロ波脱硝装置内のサポートテーブル高さによる加熱効率への影響

日本原子力学会2013年秋の大会
  • 谷川 聖史
  • ,
  • 加藤 良幸
  • ,
  • 栗田 勉
  • ,
  • 草野 桂一*
  • ,
  • 大高 昭博*
  • ,
  • 中道 英男*

開催年月日
2013年9月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
八戸
国・地域
日本

マイクロ波脱硝装置の加熱効率向上を目的として、マイクロ波加熱器内の被加熱物高さ(以下、試料皿高さ)による加熱効率を電磁界解析コードとマイクロ波加熱試験により調査した。電磁界解析ではマイクロ波加熱器と試料皿高さをモデル化して、電界分布等を電磁界解析コードにより計算した。マイクロ波加熱試験では試料皿下部のテフロン板厚さを10から40mmまで変化させたマイクロ波加熱試験を行い、加熱効率を求めた。この結果、電磁界解析結果では試料皿高さが10mmに比べ30mmの場合は電界分布が均一化し、エネルギー吸収が多くなり、反射電力は小さくなった。マイクロ波加熱試験では加熱効率は試料皿高さが30mm以上では50\%以上であった。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5041466